教室生徒ら160人多彩な書一堂に 倉吉博物館で「GO動書展」

 障がい者支援施設「ヴェルヴェチア」の利用者と、同施設の書道講師で書道教室を主宰する山田美鈴さんの生徒の合同作品展「GO動書展」が20日、倉吉博物館で始まった。多彩な書風で表現された作品が一堂に会し、来場者の目を引いている。24日まで。

 同施設では月1回、山田さんと野崎康孝さんが講師となり、利用者らが書を楽しんでいる。今展には、同施設の利用者約40人と山田さんの教室の生徒約120人が出品した。

 会場には、「心」や「祈り」など能登半島地震の被災地への応援メッセージや書き損じの紙を箱に貼り付けて積み上げた「書塔」が展示されている。また、NHK大河ドラマ「光る君へ」の影響で、かなを書く生徒が多く、紫式部の歌も出品されている。

 山田さんは「一緒に展示することで、互いの活動を知ってもらえる。多くの人に見てほしい」と来場を呼びかけた。

この機能はプレミアム会員限定です。
クリップした記事でチェック!
あなただけのクリップした記事が作れます。
プレミアム会員に登録する ログインの方はこちら

トップニュース

同じカテゴリーの記事