鳥取市富安2丁目の日本海新聞ビル5階ホールで開催された「第16回とっとり陶窯展」(実行委主催、新日本海新聞社共催)は、最終日の25日も多くの陶芸ファンでにぎわった。特製花器の計量クイズの発表もあり、盛況のうちに閉幕した。
会場には、午前中から女性グループや赤ちゃんを連れた家族連れが次々と来場。ずらりと並んだ皿や茶わんを手に、窯元との会話を楽しみながらお気に入りの作品を買い求めた。
みささ白狼焼の津村鳥水さん(69)制作の花器に入るコメの量を予想するクイズでは、来場者が見守る中、出展者らが升を使って計測。正解は1升7合で、259通の応募の中から鳥取市古海の公務員、楠原真衣さんが当選した。
楠原さんは「花器の口が小さく想像しづらかったが、小学生の娘とあれこれ考えた。当たるとは思わずうれしい」と話した。(西村実緒)