「気持ちを込めて」新年迎える準備大詰め 鳥取市の宇倍神社

 因幡一の宮として知られる鳥取市国府町宮下の宇倍神社で新年を迎える準備が大詰めとなっている。28日には白い衣に緋袴(ひばかま)の装束をまとったみこたちが縁起物の破魔矢(はまや)をつくるなど、初詣の参拝者を迎える用意を急いだ。

 みこを務める約25人の女性らは、破魔矢に来年の干支(えと)の「巳(み)」が描かれた絵馬や鈴を飾り付け、一本ずつ丁寧に袋に詰めたほか、作法や言葉遣いなども学んで準備を整えた。

 みことして初めて参拝者を迎えるという鳥取大2年の梶岡ひかりさん(20)は「破魔矢を受け取られた人が穏やかに新しい1年を過ごしてもらえるよう、気持ちを込めた」と話した。

 同神社は正月三が日で7万人程度の参拝者を見込んでいる。

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