「変な人たち」が多様なテレビコマーシャルを生んだ

伝説的プランナー・小田桐昭さんとたどるCMの発達史【放送100年(2)】

  •  CM界のレジェンド・小田桐昭さん=2024年8月、東京・銀座
  •  小田桐昭さんが企画し、1964年のACC賞グランプリに輝いた服部時計店のスポーツ競技用時計のCM(セイコーグループ提供)
  •  松下電器の「トランザム3in1」のCMに出演した高見山さん=1977年12月
  •  「フルムーン」のCMに出演し、東京駅の一日駅長も務めた上原謙さんと高峰三枝子さん=1982年10月
  •  グレゴリー・ハインズさんは米ニューヨーク・ブロードウェーの舞台のほか、映画「コットンクラブ」「タップ」にも出演した(ロイター=共同)

 日本テレビが放送を始めた1953年8月28日、テレビコマーシャル第1号と目されるCMが流れた(ただし、フィルムが逆回しになってしまい、いきなり放送事故に)。

 それから70年余り。CMは商品を宣伝する...

残り 3718 文字
このページは会員限定コンテンツです。
会員登録すると続きをご覧いただけます。
無料会員に登録する
会員プランを見る
会員登録済みの方
この機能はプレミアム会員限定です。
クリップした記事でチェック!
あなただけのクリップした記事が作れます。
プレミアム会員に登録する ログインの方はこちら

トップニュース

同じカテゴリーの記事