大学入学共通テストは18日、鳥取県内では鳥取大の共通教育棟(鳥取市)と工学部(同)、医学部(米子市)、鳥取環境大(鳥取市)の計4会場が設けられ、約2300人が試験に臨んだ。テストの日程は19日までの2日間。
鳥取大では試験開始の約1時間半前から会場へ向かう受験生の姿が見られた。近くのJR鳥取大学駅前では、列車が到着すると大勢の受験生が降車。改札口では駅員などが「頑張って」と激励しながら、合格を願う「応援カイロ」を配った。
受験生らは、友人らと談笑するなどリラックスした様子で正門をくぐった。鳥取西高3年の女子生徒は「力まず諦めず、自分の力を信じて全力を出し切りたい」と意気込み、鳥取東高3年の男子生徒は「悔いがないように、精いっぱいやりたい」と話した。
県内の志願者数は昨年の共通テストより36人多い2329人だった。初日の教科ごとの受験者数は、地理歴史・公民2111人▽国語2199人▽外国語(筆記)2196人▽英語(リスニング)2188人。各会場とも、目立ったトラブルはなく終了した。