新型コロナ「震源地」中国武漢の今を歩く。残された傷は

トランプ2.0発足で「中国ウイルス」の批判再来も、くすぶる両国間の火種

  •  病院で新型コロナによる肺炎の患者の対応に当たる医療従事者=2020年1月、中国・武漢(新華社=共同)
  •  新型コロナで多くの死者が出た時期を命日に刻んだ墓石が多く並ぶ中国・武漢市内の墓地
  •  新型コロナが世界で初めて確認されてから5年、雑草が生い茂るコロナ専用臨時病院跡地=中国・武漢
  •  新型コロナが世界で初めて確認されてから5年、コロナ専用の臨時病院「火神山医院」の跡地に張られたままのポスター。防護服を着た人のイラストと「武漢加油(頑張れ)!抗疫必勝!」のスローガンが書かれている=中国・武漢
  •  新型コロナが世界で初めて確認されてから5年、コロナ専用の臨時病院「火神山医院」跡地のプレハブ病棟に残された「酸素」や「吸引」と書かれた設備=中国・武漢

 中国湖北省武漢市で、新型コロナウイルス感染症の発生が世界で初めて明るみに出てから5年がたった。中国の習近平(しゅう・きんぺい)指導部はロックダウン(都市封鎖)や人工知能(AI)を駆使したデジタル監視...

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