米子市美術館で開催中の「MINIATURE LIFE(ミニチュアライフ)展2~田中達也 見立ての世界」(米子市、新日本海新聞社など主催、山陰酸素グループ特別協賛)は23日、開幕からの来場者数が3万人を達成し、節目の来場者へ記念品が贈られた。24日に閉幕する。
3万人目の来場者となったのは、島根県出雲市から訪れた小学5年の園山とわこさん(11)。母親の陽子さん(40)と弟の右恭ちゃん(6)と来場し、記念品として同展公式図録やポストカードといった会場限定グッズが青戸貴子館長から手渡された。
園山さん親子が同展に来場するのは初めて。とわこさんは「3万人目になれてうれしい。バウムクーヘンの虹を動物たちが渡っている作品を楽しみに来た」と笑顔を見せ、右恭ちゃんは「ミニチュアの作品がどれほど小さいのか見てみたい」と話した。
会場では、ミニチュア写真家で見立て作家の田中達也さんが手がけた立体作品や写真パネルなど約170点を展示している。