いたずらやうそをついてもいいとされるエープリルフールの1日、唱歌や童謡、おもちゃと親しむ鳥取市西町3丁目のわらべ館が、鳥取弁でわんぱく、いたずらっこを意味する「しょうから」な子どもが集まる「しょうから館」に様変わり。子どもたちが普段とは違う、しょうからな遊びを体験した。
わらべ館のマスコットキャラクター、夢兎(ゆめと)とロビットによるエープリルフールの1日限りのいたずらとして実施した。この日訪れた子どもたちは「しょうから団」の一員となり、県内で活動する俳優の中垣直久さんから、館内の展示物や人物になりきる「かくれないかくれんぼ」のこつを教えてもらい、二宮金次郎像になったり、教師のふりをしたりして大人たちから隠れるいたずらを楽しんだ。
参加した渡部咲祇さん(10)は「うそをつくのはあんまり得意じゃないからすぐにばれる。今日は妹と一緒に上手にかたつむりになりきることができた」と笑顔で話した。
7月に開館30周年を迎える同館では同日から13日まで、いつもとは違うわらべ館を楽しんでもらおうと「ロビット&夢兎のイタズラ大作戦」を展開。クイズとコンサートの催しや魔改造おもちゃショーなどを開催する。