米子市長選が告示された13日、現職、2新人の3候補は街頭でマイクを握り、7日間にわたる論戦の火ぶたが切られた。第一声では2新人がJR米子駅前開発や市役所借地問題など現職への批判を展開。対して現職は新人の挙げる争点に反論するなど、初日から激しい舌戦が繰り広げられた。
「米子駅前開発を止めるために極めて大切」。門脇候補は今回の選挙戦の位置づけを語った。市が進める「歩いて楽しいまちづくり」事業については成果として人流が増えていないと指摘。「まだ開発を続けるのか。駅前通りの歩道拡幅などが予定されているが、造ってしまっては元には戻せない」と語気を強めた。