島の人たちに導かれた研究 「からだ 世界」(6)水俣病とは

面と向かった交流続ける 感覚障害の解明へ

  •  自宅で大脳皮質損傷の検査器具を手にする浴野成生。後方の本棚には水俣病に関する資料がたくさん置かれていた=2024年12月、静岡県牧之原市(撮影・京極恒太)
  •  浴野成生が使っていた検査器具一式=2024年12月、静岡県牧之原市(撮影・京極恒太)
  •  自宅近くで海を見つめる古井清人。10歳以上離れた浴野成生とは小学生の頃からの付き合い。「印象は全然変わらん」という=2024年11月、熊本県天草市の御所浦島(撮影・伊藤暢希)
  •  熊本県天草市の御所浦島には多数の船が停泊していた。多くの島民が漁業で生計を立てている=2024年11月(撮影・松竹維)
  •  浴野成生の年表

 熊本県天草市の御所浦島。1970年代初めの夏、当時は熊本大医学部の学生だった熊本大名誉教授の浴野成生(えきの・しげお)(74)が、地元の子どもたちと岸壁で釣りをしていた。小学生だった古井清人(ふるい...

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