東京都台東区の東京国立博物館で開催される特別展「蔦屋重三郎 コンテンツビジネスの風雲児」(4月22日~6月15日)の取材会が開かれ、広報アンバサダーを務める俳優の染谷将太が登場した。
NHK大河ドラマ「べらぼう 蔦重栄華乃夢噺」で浮世絵師の喜多川歌麿を演じる染谷。展示について「感動しました。平賀源内先生のエレキテルもあり鳥肌が立った。江戸時代と現在が地続きだと実感しました」と感想を語った。
歌麿の作品について「蔦重の元で作品を出している時と、他の版元から出している時の作品を比べて眺め、たくさんの発見があった」。歌麿役については「筆で絵を描くのは楽しい。筆が乗ってくると気持ちが高ぶってくる。想像力を大きく膨らませて、演じる時間を楽しんでいます」と充実感をにじませた。
浮世絵師らをプロデュースした蔦屋重三郎にちなみ、自身がプロデュースしたいことを問われると「映画館ですね。自分が行きたい、過ごしたい映画館をプロデュースしてみたいと思っています」と夢を語った。