澄んだ歌声 観客を魅了 米子市音楽祭が開幕

 

 市民参加型の「第65回米子市音楽祭」が10日、市公会堂でスタートした。開幕日は合唱の7グループが澄んだ歌声を披露。7月2日のファイナルコンサートまで、初夏の米子のまちをさまざまな音楽で彩る。

 この日は合唱がテーマで、小学生が中心の市少年少女合唱団が歌う「世界がひとつになるまで」で幕開け。出場グループはピアノの伴奏に合わせて歌謡曲や民謡などでホールに美声を響かせた。詰めかけた約350人は二重三重のハーモニーに聴き入り、大きな拍手を送った。合唱は11日も市公会堂で行われる。

 音楽祭は、アカペラ・バンド(17日、市淀江文化センター)、フリージャンル(18日、同)、ジャズ(24日、市文化ホール)、アコースティック(25日、同)を経て、7月2日のファイナルコンサート「華麗なる打楽器の饗宴(きょうえん)」まで続く。

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