作品びっしり配置 きょう開幕、地元工芸一堂に 第7回中部陶芸・民芸手しごと展

 元気です中部!「第7回中部陶芸・民芸手しごと展」(新日本海新聞社主催、倉吉信用金庫協賛)が13日、倉吉市上井町1丁目の日本海新聞中部本社ホールで開幕する。前日の12日には出展者らが多彩な作品を会場に搬入し、開幕に向けて準備を整えた。

 鳥取中部地震の復興応援イベントとして始まり、今年で7回目。鳥取県中部地区の6窯元と3木工芸、竹製品、かすり、郷土民芸、革製品の14個人・団体の作品が一堂に展示販売され、喫茶コーナーでは窯元のカップでコーヒーを楽しむこともできる。

 出展者らは慎重に作品を運び込むと丁寧に梱包(こんぽう)を解き、陳列や値札の取り付けなど作業に追われた。上神焼窯元で中部陶芸協会の中森清会長は「ジャンルの異なる工芸品をまとめて見られる機会はなかなかない。ぜひ多くの人に足を運んでほしい」と話した。

 同展は17日まで。午前10時~午後5時半(最終日は午後4時まで)。15、16、17日には「手ろくろ体験」や「かすりコースター作り」などのワークショップが開かれ、当日参加もできる。また、5千円以上購入すると抽選でプレゼントが当たる。(伊垢離真奈)

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