15日に強風、大雨 県情報連絡会議で注意呼びかけ

 強い台風7号は、15日夕方から夜のはじめ頃に鳥取県に最接近する見通しとなり、鳥取地方気象台によると、進路予想の西側のコースの場合は、大雨のおそれや暴風域に入る可能性があるとして、注意を呼びかけている。

 同気象台によると、雨のピークは15日とみられ、14日正午~15日正午、同日正午~16日正午の各24時間に100~150ミリの雨が降る見込み。15日は注意報級の北寄りの強風と大雨が降る予想となっている。

 県庁で13日に開かれた県情報連絡会議で、平井伸治知事は収穫最盛期を迎える特産の二十世紀梨などについて「早めの収穫や落果防止対策を行い、農業被害を防いでほしい」と要請。「盆のイベントも予定されており、帰省や観光客は最新の気象情報に注意すると共に、避難場所の確認や停電への備えも早めの対策を」と求めた。

 各部局は猛暑日が続く中での熱中症への警戒や最新の防災情報を共有し、収穫を迎える農作物の被害防止や河川の監視、被害状況の把握と復旧に努めることを確認した。

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