「HANDSIGN」鳥取工業高を訪問 手話パフォーマンス甲子園をPR

 

 男性2人組パフォーマー「HANDSIGN(ハンドサイン)」が8日、鳥取市生山の鳥取工業高を訪問した。メンバーのTATSUさんとSHINGOさんが、1年生約100人を前に手話と歌を組み合わせたユニークなパフォーマンスを披露。24日にとりぎん文化会館で開かれる「第10回全国高校生手話パフォーマンス甲子園」をPRした。

 第10回大会の公式テーマソング「シュワシュワ」では、サビ部分の手話を生徒に教え、一緒に盛り上がった。代表曲の「僕が君の耳になる」では、生徒が2人の熱のこもったパフォーマンスに見入っていた。

 SHINGOさんはクイズを通じて「ありがとう」「マジヤバい」など日常で使える四つの手話を紹介。「いつか耳が聞こえない方と出会った時に使うと、言葉と言葉がつながるすてきな体験ができる。ぜひ覚えて、友達同士でも使ってみてほしい」と呼びかけた。

 初めて本格的に手話を学んだ福田裕士さん(15)は「いろんな人と交流でき、新たな輪を広げられることが良さ。自分で調べて学校でも使ってみたい」と笑顔だった。

この機能はプレミアム会員限定です。
クリップした記事でチェック!
あなただけのクリップした記事が作れます。
プレミアム会員に登録する ログインの方はこちら

トップニュース

同じカテゴリーの記事