米子市の２０２２年度のふるさと納税の寄付額が１３億７３５０万６千円（１０万３０４７件）で、中国地方で１位となった。県内では５年連続トップ。ハムなどの加工品や米、果物、天然水など地元産品を中心に８４３品の豊富な返礼品が人気を集めた。市の担当者は「制度のおかげで地元の産品を全国の人々に届けることができた」と制度活用の利点をアピールする。
米子市の返礼品は、同市夜見町に製造拠点を構える大山ハムのハムやソーセージの詰め合わせをはじめ、鳥取和牛や県産梨の新甘泉、大山山麓の天然水などの地産品、皆生温泉の旅館宿泊割引券などが人気だ。
特徴的なのは豊富な返礼品の数と寄付件数。２０１８年度は１７９品、２１年度は４１０品と年々増加。
