【東京ウオッチ】時代創る“変革者”の精神とは?―国立新美術館「イヴ・サンローラン展」で探る

いまのTokyoをつかむイベント情報(11日~19日)

  •  イヴ・サンローランのアンサンブル(1989年春夏オートクチュールコレクション (C)Yves Saint Laurent (C)Alexandre Guirkinger)(提供写真)
  •  オフィスでのイヴ・サンローランさん。パリのマルソー大通り5番地のスタジオにて(1986年 (C)Droits reserves)(提供写真)
  •  グッチ銀座ギャラリーで開催の「GUCCI VISIONS」(Courtesy of Gucci)(提供写真)
  •  「ラズベリーチョコレート クリスティアン」などのクリスマスケーキ(提供写真)
  •  東京バレエ団「眠れる森の美女」のキービジュアル(提供写真)

 ◎今週の一推しイベント

 【11日(土)】

 ▽「イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル」(~12月11日、港区・国立新美術館)

 20世紀後半を代表するデザイナーのイヴ・サンローランさんの大規模回顧展が、六本木で開かれている。

 21歳でディオールのデザイナーに就任、1962年に自身のブランドを発表し2002年に引退するまでファッション界をリードした。

 服飾110点にアクセサリー、ドローイングや写真を含めた262点を12章で構成、40年にわたる歴史を紹介している。第2章は見逃せない。「男性服を女性服にアレンジする」のがサンローランの特徴だが、エレガントなパンツを合わせたタキシード、トレンチコートなどが鑑賞できる。

 画家ピート・モンドリアンへオマージュをささげたドレスなど芸術家たちとの交流を示す展示も。イヴ・サンローラン美術館パリのチーフ・キュレーターのセレナ・ブカロミュセリさんは「1963年に訪れてから日本への愛情があった。革命的でロマンチスト、旅行家、パフォーマー、アーティストとしての姿も知ってほしい」と語った。

 ○そのほかのお薦めイベント

 【11日(土)】

 ▽「GUCCI VISIO...

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