倉吉市で建設が進んでいる鳥取県立美術館の開館500日前となった16日、開館予定地に隣接する倉吉未来中心にカウントダウンボードがお目見えした。2025年3月30日の開館日までの日数を毎日更新し、開館日を周知するとともに機運の醸成につなげる。
カウントダウンボードは高さ約2メートル、幅約1メートルで、5日のイベントで初披露された。同施設の正面入り口近くのアトリウム内に設置され、ボード中央の液晶画面に「グランドオープンまで○○日」と書かれたフリップを手にした県民の写真が日替わりで掲示される。
初日は「祝500日!!」とメッセージを添えた笑顔の男の子が登場。倉吉市上井の主婦、里田すみれさん(71)は「まだ先だと思っていたが、ボードを見て完成が近いと実感した。とても楽しみ」とオープンが待ちきれない様子だった。
県美術館整備課によると、今後もカウントダウンボードに登場する県民はイベントなどで募るという。同課の生田憲一郎係長は「展示品や館内イベントなども随時発表される。ボードを通じて期待を高めてもらえれば」と話した。