第21回鳥取県総合芸術文化祭「とりアート2023」(実行委主催)が18日、県東部、中部両地区で始まった。中部会場の倉吉未来中心では、地元団体などによるステージイベントやワークショップ、演劇などが繰り広げられ、詰めかけた来場者でにぎわった。19日まで。
中部会場のステージは、倉吉幼稚園の園児によるかわいらしい踊りで幕開け。湯梨浜学園の室内楽団「ゆり楽chamber」は「ミッキーマウス・マーチ」「アンダー・ザ・シー」「星に願いを」を披露し、観客から大きな拍手が送られた。坂本怜応さん(16)は「ミスがあったけど、楽しく演奏できた。120点です」とはにかんだ。
劇団「星のふる町」の公演や、クリニカルアート、キーホルダーやクリスマスリース作りなどのワークショップがあったほか、メイン階段がトリピーや梨、カニ、星空舞(ほしぞらまい)などが描かれたステップアートに変身し、来場者は写真に収めていた。
中部会場では19日、中部少年少女合唱団MIRAIと中部ウインドアカデミー@サックス、リトルバレリーナによるステージがあるほか、園児や小学生の絵画コンクール表彰式などが行われる。