鳥取市桜谷のさくら幼稚園・保育園(小谷史絵園長)で16日、交通安全教室が開かれ、園児260人が鳥取署員から安全な横断歩道の渡り方を学んだ。
教室では、署員が信号機の色の意味を説明し、横断時の注意点を解説。「左右を確認して渡る」「手を上げて意思を示す」などと指導した。
園児らは園庭に敷かれた疑似横断歩道で、左右を確認してからしっかりと手を上げて横断した。パトカーや白バイに乗せてもらったほか、同署のマスコットキャラクター「ラクピー」と触れ合ったり、県警音楽隊による演奏を楽しんだ。
同署によると、鳥取県内で今年10月末までに未就学の子どもが遭った交通事故は4件という。同署交通第一課の木原弘貴課長は「教室を通じてルールを学び、交通安全意識を高めてほしい」と話した。