「第６７回鳥取県美術展覧会（県展）」（県、県教委、新日本海新聞社主催）の出展作から鑑賞者が投票で選ぶ「あなたが好きな作品賞」の表彰式が１６日、倉吉交流プラザで行われた。
同賞は、県展に関心を持ってもらおうと２０１９年にスタート。県内４会場で巡回展があり、今年は鳥取、米子両会場に展示された全４１４作品を対象に来館者がお気に入りの作品を選んだ（総投票数約６５００票）。
その結果、日本画＝賀川英広さん（八頭町郡家）の「苔［こけ］の宮」▽デザイン＝野田千恵子さん（鳥取市国府町玉鉾）の「Ｆｌｏｗｅｒ ｏｆ Ｌｉｆｅ」▽写真＝竹歳雅秀さん（北栄町由良宿）の「スタート」―の３作品が選ばれた。
表彰式では主催者から３人に賞状と副賞が授与され、４年連続で受賞した賀川さんは「光と影のグラデーションを生かして神社の神々しさを表現した。まさか４年続けて選ばれるなんて。創作活動の励みになる」と喜びをかみしめた。
