病棟「神社」に幸せを祈って 養和病院に期間限定設置

 外泊が難しい入院中の患者に正月気分を味わってもらおうと、養和病院(米子市上後藤3丁目)の病棟内に期間限定の「養和神社」が設置された。リハビリを兼ねて患者が初詣に訪れ、健康や家族の幸せを祈願している。

 神社設置は、職員の発案で10年以上前から続いている。病棟内の面会ルームに鳥居やさい銭箱を設置し、患者と職員が一緒に作った門松などを飾っている。

 何度も参拝しているという浜田玉江さん(95)は「おみくじを引いて大吉が出た。大事に持っている」と喜んだ。

 神社は元日から6日まで設置される。児玉志穂副看護部長は「門松作りなど、リハビリの中で季節を感じ、みんなが社会参加できる場所を増やしていきたい」と話した。

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