木彫り中心に多彩な素材使用の作品23点 永江靖幸さん地元で初個展

 倉吉市宮川町のコミュニティプラザ百花堂で、永江靖幸さん(56)=伯耆町=の彫刻展~燦(きらめき)~が開かれている。水や風を表現した作品やザクロなどの具象作品が並び、来場者の関心を引いている。16日まで。

 永江さんは湯梨浜町出身。鳥取大時代に恩師や友の影響で彫刻を始めた。県西部の中学や高校で美術教員をしながら、県展や所属する「砂丘社」などの作品展に向け、精力的に制作活動を続けている。

 出身の県中部での個展は初めての開催。木彫りを中心にガラスや石、金属などさまざまな素材を使い、2006年から昨年までに制作した23点が並ぶ。風に舞う枯れ葉、彫った曲線で表した水、ガラスの窓がはめ込まれたリンゴなど、繊細さの中に美しさを感じる作品に見入る人も多い。

 永江さんは「どう見るか、感じるかは人それぞれ。自由に見てもらいたい」と話した。

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