障害と共に生きるアーティストらの創作活動を支援する事業所、アートスペースからふる(妹尾恵依子理事長)所属のアーティストが手がけた絵画やバッグを展示販売する「フク!フク!からふる福袋展」が、鳥取市元町のギャラリーからふるで開かれている。36人のメンバー全員が新春を彩る力作150点以上を出品した。27日まで。
2023年から24年にかけて制作された作品を中心に展示。今年の干支(えと)にちなんだ竜がモチーフの絵画、全て手書きのカレンダーやギフトボックスなど個性豊かな作品が並ぶ。
風景や動物、花などさまざまなデザインが目を引く手提げバッグ「からふる福袋」は、各アーティストを象徴する作品がそれぞれプリントされたもの。簡単な買い物や弁当入れなど、普段使いにもぴったりな一点物に仕上がっている。
伊奈真弓副理事長は「多彩なアーティストの仕事ぶりをじかに見ていただけたら」と呼びかけた。