「山陰和牛」で魅力発信 在京メディアにPRイベント

 鳥取、島根両県は、在京メディアを対象にした両県産和牛のPRイベントを東京都渋谷区のフランス料理店「メゾン ポール・ボキューズ」で開いた。和牛の品評会「全国和牛能力共進会」で好成績を収めた両県の和牛を「山陰和牛」と銘打ちアピール。特別メニューの試食を通して魅力を発信した。

 催しに合わせて、同店と、系列店の「ブラッスリー ポール・ボキューズ」の各料理長が特別コースを考案。両県産肉のサーロインのポッシェや鳥取和牛のヒレ肉のステーキ、島根和牛のホホ肉を使ったスープなど、山陰尽くしの料理6品に在京メディアの関係者約40人が舌鼓を打った。

 先立って開かれたPRイベントには体調不良で欠席した平井伸治鳥取県知事の代理で堀田晶子県東京本部長と丸山達也島根県知事が出席。ポッシェを食べ比べ、丸山知事は「絶妙な火入れでさらにおいしくなった」、堀田本部長は「とてもおいしくて、(欠席した)平井知事に申し訳ない」と太鼓判を押した。

 両店では23~31日、それぞれ鳥取和牛、島根和牛を使った特別メニューを提供する。

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