漫画「ピーナッツ」の魅力を伝える「スヌーピーミュージアム」(東京都町田市)が改装オープンした。ファンらが寄贈したグッズの展示室「スヌーピー・ワンダールーム」を新設。「旅」をテーマにした企画展も始まった。
米国の漫画家チャールズ・シュルツさん(1922~2000年)が描いたビーグル犬のスヌーピーと仲間たちの日々を、原画や立体物で紹介する。米カリフォルニア州サンタローザにあるシュルツ美術館の分館だ。
新たに登場した展示室には、大小のぬいぐるみや文具など千点以上のスヌーピーグッズが並ぶ。コンセプトは「みんなでつくる、みんなのミュージアム」で、ほとんどがファンの私物だったという。企画を手がけたプロデューサーの草刈大介さんは「原作漫画より身近なプロダクトを展示することで、来場者それぞれのスヌーピー像に気付いてもらいたい」と狙いを話す。
「旅するピーナッツ。」と題した企画展(9月1日まで)では、シュルツ美術館所蔵の原画40点以上を出展。英ウィンブルドンへ出発したスヌーピーの旅路を案じるチャーリーや、サマーキャンプで大雨に遭遇したサリーの姿を堪能できる。
眠っていたり、スケートをしていたりする大き...