ミュージカル「アニー」日本公演の制作発表会見が東京都内で行われ、主人公の少女アニー役(ダブルキャスト)に選ばれた小学4年の岡田悠李と小学5年の絢田祐生が登場した。
2人は、おそろいの赤いワンピースとかつらをかぶり、ステージに駆け上がった。アニー役に決まった気持ちを岡田は「最初、名前を呼ばれた時、まさか自分が選ばれると思っていなくて、びっくりしました。家で着ていたコスプレのかつらではなく、本物をかぶれてうれしい」と大喜び。
3回目のオーディションで役を射止めた絢田は「2回目に落ちた時は友達に近くの公園で励ましてもらい、泣きやみました。3回目は最後の最後まで名前が呼ばれず、また『公園コース』かなと思っていたら、まさかの『ハッピーコース』でうれしかった」と話した。
岡田は、アニーと自分が似ているところを「どんなにつらくても、悲しくても、生きる強い力があります」。絢田は「ポジティブなところが似ています」と話した。
元気いっぱいの2人を前に、大富豪ウォーバックス役の俳優藤本隆宏は自身の子ども時代を振り返り「シャイな子でしたね。なんで(今)この仕事をやっているのか」ともらし、笑いを誘った。
アニ...