鳥取砂丘砂の美術館の第15期展示「砂で世界旅行・フランス編」(4月19日~2025年1月5日)の砂像制作のため来県した砂像彫刻家らが15日、鳥取市役所を訪れ、深沢義彦市長を表敬訪問した。
今展示ではイタリア、カナダ、韓国、リトアニアなど12カ国20人の彫刻家が参加。3月1日から順次来日し、既に制作を始めている。
深沢市長は「世界トップレベルの技を存分に披露し、鳥取での滞在も楽しんでもらいたい」と歓迎。初参加となるフランスのベノワ・デュトゥラージュさん(44)は「制作に参加でき、非常にわくわくしている。多くの人に見に来てもらいたい」と意気込んだ。
砂像の制作期間は31日まで。彫刻家らは、フランスの伝統や歴史、文化をテーマに、ベルサイユ宮殿やノートルダム大聖堂といった名建築や、フランス革命など歴史の一場面を題材にした砂像18点を制作する。