船岡で長年稽古の小6・5人 卒業記念に生け花展 河原の道の駅で講師企画

 長く通ってくれた小学生たちとの思い出に作品展を―。

 池坊鳥取おおち支部沢田社中「船岡教室」に小学低学年から6年生まで通っていた子どもたちと、講師の沢田恵美子さん(69)の合同ミニ生け花展がこのほど、鳥取市河原町高福の「道の駅清流茶屋かわはら」で行われた。彩り鮮やかな作品に、訪れた人は感心した様子で見入っていた。

 八頭町の船岡地区公民館で月に1回のペースで開いていた教室に、小学校低学年から通っていた5人の卒業記念展として沢田さんが企画した。

 「心豊かに花開く」と題した作品展には、個人作品9点と5人が合同で作った大作の計10点が道の駅ロビーにずらり。訪れた人は春らしい軽やかな色彩の生け花に、「小学生が生けただか」と感心しながら見入っていた。

 生徒の岩城芽愛さん(12)は「お花の名前をたくさん知ることができた。これからも家でもお花を飾っていきたい」と笑顔。沢田さんは「小学生の小さい頃から頑張って通ってくれて、感謝の気持ち。これからもお花で四季を感じる心を忘れないでほしい」とにこやかに話していた。

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