倉吉市八幡町の小鴨川の中州で18日、コウノトリ2羽が確認された。鳥取県中部では北栄町で営巣していたが、確認されたコウノトリが同じ個体であるかは不明。
同日午前11時ごろ、同市富海の出水洋己さん(76)が孫と出かけている途中で見つけた。出水さんは4月26日午後4時半ごろにも近くの集落にある田んぼで2羽の姿を確認していたが、「最初はコウノトリだと分からなかった。知り合いからコウノトリではないかと言われ、写真を撮った」と振り返った。
米子水鳥公園によると、営巣地とは関係なく、近隣地域で確認されるのは珍しくないという。
国内で繁殖しているコウノトリの一部には生まれた場所で足環が付けられるため、兵庫県立コウノトリの郷公園のホームページで確認できる。