田中千鳥の世界 没後百年とこれから(6) 「雨の日」 音を拾ってプレゼント 2024年06月16日 くらし・文化 文化 漆原 正雄 チドリさんが傘をさして庭にでると、一羽の子スズメがエサをさがしていました。すっかり雨にぬれてしまっていますが、かろやかにステップをふみながら地面をつついています。 「スズメさん、スズメさん... 残り 659 文字 このページは会員限定コンテンツです。 会員登録すると続きをご覧いただけます。 無料会員に登録する 会員プランを見る 会員登録済みの方 ログインする この機能はプレミアム会員限定です。 クリップした記事でチェック! あなただけのクリップした記事が作れます。 プレミアム会員に登録する ログインの方はこちら
田中千鳥の世界 没後百年とこれから (記事一覧へ) 大正時代に写実的な詩文を残し7歳でこの世を去った鳥取市気高町の少女、田中千鳥。没後百年の来年、同市在住の詩人、漆原正雄さんが千鳥作品を基にした創作童話を描きます。夭逝(ようせい)の詩人が曇りのない眼で見た世界と、そこから広がる心象風景をご堪能あれ。