漫談家・街裏ぴんくさんインタビュー(上)優勝して変わったこと

  •  インタビューに答える漫談家・街裏ぴんくさん=5月28日、東京・東新橋の共同通信社(撮影・小島健一郎)
  •  インタビューに答える街裏ぴんくさん=5月28日、東京・東新橋の共同通信社(撮影・小島健一郎)
  •  インタビュー中に歌いだす街裏ぴんくさん=5月28日、東京・東新橋の共同通信社(撮影・小島健一郎)
  •  ポーズを取る街裏ぴんくさん=5月28日、東京・東新橋の共同通信社(撮影・小島健一郎)
  •  撮影に臨む街裏ぴんくさん=5月28日、東京・東新橋の共同通信社(撮影・小島健一郎)

 刺激的なピンクの衣装を身にまとい、平成に起きた全ての事件を体験し、あらゆる有名人を目撃した男が吐き出す言葉は全てうそ。「ウソ漫談」「ファンタジー漫談」スタイルで人気急上昇中の漫談家・街裏ぴんくさん。今年3月、ピン(1人)芸人日本一を決める「R-1グランプリ」で、史上最多の約5500人がエントリーした激戦を制し、見事優勝を果たした。

 2回続きのインタビュー(上)で、決して平たんではなかったR-1までの道のりを振り返り、(下)はネタ作りやこだわり、新たな挑戦に向けた意気込みに迫ります。

   ×   ×   ×

 ▽仕事が10倍に

 ―R-1グランプリ優勝おめでとうございます。優勝して何か変化はありましたか。

 一番変わったのは仕事の量と嫁の機嫌ですね。仕事はもう、何倍か分からないんですけど、本当に10倍まで増えたかもしれないっていうぐらい忙しくさせてもらっています。賞金(500万円)が入る前から、嫁さんは、あれを買いたいとか、あそこに行ってみたいとか、スマートフォンで調べたりして、機嫌良くしてくれています。

 苦労をかけっぱなしだったんで、そんな楽しそうにしている姿を見ていると、うれしくなってき...

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