ほのぼの日本画30点 JU米子高島屋 松岡歩さん山陰初個展

 柔らかな筆遣いで描いた動植物の作品が人気の画家、松岡歩(あゆむ)さんの日本画展が10日、米子市角盤町のJU米子高島屋4階美術サロンで始まった。大小の新作約30点が展示され、来場者がほのぼのとした作風に目を細めている。15日まで。

 同店の開店60周年記念として開催。松岡さんの個展としては山陰初となる。

 会場ではびょうぶ仕立ての大作「星眠図屏風(びょうぶ)」をはじめ、12枚のえとシリーズや来年のカレンダー用の原画などを紹介している。担当者は「作品を通じて動物たちの優しい表情や、ゆったりとした空気感を楽しんでいただきたい」と来場を呼びかけている。

 13、14両日は松岡さんが在廊。開場時間は午前10時~午後6時。

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