水の上で牛を飼う「フローティングファーム」

都市の食料自給へ、「境界から」㉗ロッテルダム

  •  フローティングファームの前に立つピーター・ファン・ウィンゲルデン。「利益を出すことと公益に貢献することのバランスが難しい」と語る=2024年4月、オランダ・ロッテルダム(撮影・Ruud Voest、共同)
  •  フローティングファームの最上階にある飼育スペース。最新技術によって管理された広々とした環境で、牛たちがのんびり過ごす=2024年4月、オランダ・ロッテルダム(撮影・Ruud Voest、共同)
  •  オランダ・ロッテルダム

 そこは港だが、潮の香りではなく牧草と家畜のにおいが漂う。「牛がいるよ!」。米国から訪れた高校生たちから驚きの声が上がる。オランダ・ロッテルダムの港に浮かぶ体育館ほどの大きさの「フローティングファーム...

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