田中千鳥の世界 没後百年とこれから(7) 「朝の月」 百年後にも詩は届き 2024年07月21日 くらし・文化 文化 漆原 正雄 チドリさんとコヨコさんは手をつないで夜明けまえの海辺をあるいていました。 「おかあさん。あのお月さまとお星さまは、まるでわたしとおかあさんみたい」 「そうね。でも、あの月や星だけじゃないわ... 残り 663 文字 このページは会員限定コンテンツです。 会員登録すると続きをご覧いただけます。 無料会員に登録する 会員プランを見る 会員登録済みの方 ログインする この機能はプレミアム会員限定です。 クリップした記事でチェック! あなただけのクリップした記事が作れます。 プレミアム会員に登録する ログインの方はこちら
田中千鳥の世界 没後百年とこれから (記事一覧へ) 大正時代に写実的な詩文を残し7歳でこの世を去った鳥取市気高町の少女、田中千鳥。没後百年の来年、同市在住の詩人、漆原正雄さんが千鳥作品を基にした創作童話を描きます。夭逝(ようせい)の詩人が曇りのない眼で見た世界と、そこから広がる心象風景をご堪能あれ。