「遊泳禁止」外国人周知は 鳥取砂丘、条例施行後も相次ぐ 看板設置は景観配慮が壁

  • 遊泳禁止となっている鳥取砂丘の海岸で遊泳する外国人のグループ=6月15日、鳥取砂丘(鳥取県自然共生課提供)

 静岡県の海開き前の海水浴場で遊泳していた外国人女性が36時間後に千葉県沖で救助された事故は記憶に新しいが、遊泳禁止の鳥取砂丘周辺の海岸でも、外国人が遊泳している姿が度々確認されている。砂丘への訪日客(インバウンド)が回復する一方で、外国人への遊泳禁止ルールの周知が課題だ。

 鳥取砂丘の中でも来訪の多い通称「馬の背」近くなど、砂丘の東西約2・2キロの海岸は危険な離岸流も発生しやすく、「日本一の鳥取砂丘を守り育てる条例」により遊泳が禁止されている。しかし、禁止エリア内での遊泳は度々目撃されている。

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