「がいな祭」でドローンショー 花火とも共演

 8月17、18日に米子市で開かれる「第51回米子がいな祭」の呼び物の一つ、大花火大会(18日)に合わせて、今年は2021年の東京五輪開会式でも話題となったドローンショーが開催される。花火会場の米子港を舞台に、発光ダイオード(LED)照明を搭載したドローンが夜空を彩り、花火とも共演する。ドローンショーが鳥取県内で披露されるのは今回が初めて。

 中海テレビ放送(同市河崎、加藤典裕社長)が開局35周年を記念して企画した。ショーは花火の打ち上げ前の午後7時半と、打ち上げがクライマックスを迎える午後8時半からの計2回、いずれも15分間行われる。500機のドローンが夜空を舞い、音楽に合わせて地元にちなんだデザインを空中に描く。

 ショーを手がける金沢市の「ドローンショー・ジャパン」は、各地の大型イベントにも参加するこの分野では国内有数の企業。5月に大阪市で開かれた来年の大阪・関西万博のPRイベントにも協力し、公式キャラクターの「ミャクミャク」などを最高高度約140メートル、幅約100メートルにわたって描いた。

 中海テレビ放送の社員もデザインの選定や運営スタッフとして加わり、当日の模様は同社が生中継する予定。風速5メートル以上、または雨天の場合は中止となる。

 企画運営に携わる同社の石倉真美プロジェクトリーダーは「地域の皆さんへの感謝を伝える気持ちで企画した。花火ともコラボし、わくわく感を届けたい」と話す。

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