【東京ウオッチ】美味と器から、能登の魅力に触れる夏―パレスホテル東京で一夜限りの特別ディナー

いまのTokyoをつかむイベント情報(10日~30日)

  •  シェフの池端隼也さんによる「“山と川”能登のスッポンの春巻き仕立て 山の香り」(提供写真)
  •  総料理長の斎藤正敏さんによる「石川産鮎と西瓜のエスカベッシュ」(提供写真)
  •  ブルーグレーのラフィア素材を編み込んだアルマーニの限定品バッグ(提供写真)
  •  リュソンの画家彩飾「時祷書零葉」(フランス、パリ 1405―10年頃 彩色、インク、金/獣皮紙 内藤コレクション 国立西洋美術館蔵)(提供写真)

 ◎今週の一推しイベント 

 【30日(金)】

 ▽「Essence of Japan ―北陸シリーズ・石川県―」(18時30分~、事前予約制、千代田区・パレスホテル東京)

 能登半島地震で被害を受けた石川県の魅力を伝える一夜限りの特別ディナーが、丸の内で提供される。売り上げの一部は、災害義援金として寄付される。

 輪島市のフランス料理店「L’Atelier de NOTO(ラトリエ・ドゥ・ノト)」のオーナーシェフ池端隼也さん、輪島塗塗師の赤木明登さん、パレスホテル東京総料理長の斎藤正敏さんという一線の顔ぶれが、能登の魚介類や野菜をふんだんに使った多彩な料理に取り組む。冷・温前菜、魚料理を作る池端さんは「自然と寄り添って人々が暮らす能登の素晴らしさを発信したい。里海、里山の恵みを生かしたメニューを味わってほしい」と話す。

 魚料理を楽しむ輪島塗漆器を制作した赤木さんは「復興の道筋はまだ見えないが、東京で作品が使われるのはうれしい」と言う。「傷つきやすいイメージがある輪島塗だが、丈夫で食卓でも使えることを知ってほしい」と、参加者にはこの漆器を持ち帰ってもらう。「能登まで助けにきてくれる人が多くいて...

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