江原道から訪問団来鳥 県内巡り友情深める

 韓国の「江原特別自治道とっとり会」の訪問団が6~8日の日程で鳥取県内を巡りながら、県日韓親善協会連合会との交流を行っている。7日には、鳥取市青谷町吉川の青谷かみじち史跡公園を訪れ、施設見学のほか勾玉(まがたま)作りにも挑戦した。

 鳥取県と江原特別自治道は、1994年に友好提携を締結。以降、県庁と道庁で職員の相互派遣を行うなど交流を続けており、今年で友好交流30周年を迎えることから今回の交流会が企画された。

 江原特別自治道とっとり会のメンバーやその家族、友人の計11人が来県しており、6~8日で同連合会と交流しながら、鳥取砂丘(鳥取市)や青山剛昌ふるさと館(北栄町)、水木しげるロード(境港市)などを観光している。

 同公園を訪れた一行は、施設の職員から、展示物や弥生時代の日韓交流の歴史などの説明を受けながら施設内を見学。その後の勾玉作りでは、滑石をヤスリで丁寧に形成し水洗いした後に、ひもを通して首飾りを完成させた。

 同会の元鴻植(ウォンホンシク)会長は「鳥取県民は非常に温かい人柄で、交流会を通じてより友情が深まっている。将来も交流が続けられるよう、県と一緒になって取り組んでいきたい」と話した。

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