特別展「小川晴暘と飛鳥園」東京・ミュージアム

  •  小川晴暘「東大寺法華堂 伝月光菩薩像」<飛鳥園蔵(C)Askaen.inc>
  •  小川光三「興福寺 阿修羅像」<飛鳥園蔵(C)Askaen.inc>

 【仏像写真】

 写真家小川晴暘(1894~1960年)が創立した仏像撮影専門の写真館「飛鳥園」の歩みを紹介する特別展「小川晴暘と飛鳥園」が東京都千代田区の半蔵門ミュージアムで開かれている。11月24日まで。

 晴暘は美術史家・会津八一の勧めで22年、奈良に飛鳥園を創業。奈良の仏像や寺院を中心に、中国の雲崗石窟やインドネシアのボロブドゥール遺跡なども撮影した。作品は記録の枠を超え、仏像写真を芸術の域に高めたといわれる。

 晴暘のモノクロ作品と、撮影を引き継いだ三男で写真家・光三のカラー作品など90点以上を展示。飛鳥園の100年を超える活動を振り返る。

 入場無料。月・火曜休館。問い合わせは同ミュージアム、電話03(3263)1752。

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