スーパーはくと「助士席」座れる 智頭急行30周年「プレミアムハザ」販売

 今年12月3日に創業30周年を迎える智頭町の第三セクター「智頭急行」は10月4~14日のうち週末の7日間、特急スーパーはくとの運転席横に座ることができる「前頭添乗体験(プレミアムハザ)」の参加者を募っている。料金は3万円で、別途往復運賃が必要。15歳以上が対象で、定員は各回1人限定。

 プレミアムハザは、人気車両「特急スーパーはくと」の先頭車両で運転席横の「助士(じょし)席」に乗車できる。古くは「窯炊き」と呼ばれていた機関助士のための座席。現在は移動目的の乗務員が座るが、空席のまま運行することも多い。同社は今春、開業30周年記念年に合わせ西日本初の試みとしてプレミアムハザを販売。予約開始1時間ほどで完売した。

 今回の開催日は10月4、5、6、11、12、13、14の7日間。智頭駅集合で午前9時21分発と午後2時50分発の2コースがある。いずれも智頭-上郡間で往復乗車できる。商業目的以外に限り、動画や画像の撮影もでき、SNSでの配信も可能。同社ホームページから申し込む。

 25日現在で既に半数がキャンセル待ちとなっており、同社担当者は「午前の枠が狙い目。ぜひ智頭を訪れて特別な風景を楽しんでほしい」と呼びかけている。

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