境港市在住の竹田誠司さん(71)の写真展「波濤(はとう)を越えて」が、同市竹内町の市老人福祉センターで開かれ、境港に寄港するクルーズ客船をさまざまな場所から撮影した作品が展示されている。11日まで。
竹田さんは、米子写交会のメンバー。「境港クルーズ客船おもてなしサポーター」でもあり、今展では、これまで撮りためたクルーズ客船関係の写真数千枚の中から厳選した15点を出展した。
大山をバックに入港するイースタンドリーム号を島根半島から捉えた写真は、第1回日韓写真交流展の出品作。朝日を受ける日本丸、雨の出迎えとなったクイーンエリザベス号、夜の明かりで輝くダイヤモンドプリンセス号などおなじみの客船のほか、クルーズ客船とタグボードや巻き網漁船の写真も並ぶ。
竹田さんは「美保関灯台の駐車場から撮った写真もある。クルーズ客船を眺める楽しさが伝われば」と話している。