衆院選 準備間に合う? 県内自治体 投票所確保や人員調整

  • 前回衆院選での投票所準備の様子=2021年10月30日、鳥取市宮長の美保南小体育館

 衆院の早期解散が表明され、鳥取県内の自治体も一斉に選挙準備に走り出した。各市町村選管はわずかな準備時間に追われながら、投開票所の確保や人繰りに頭を悩ます。

 予定される公示まで1週間ほど、投開票日まで20日余り。智頭町の担当者は公示までにポスター掲示板の設置が間に合うかと気をもむ。設置業者の手配が他の自治体と集中し、調整が必要となっているためだ。

 投票所の入場券も「印刷が混み合う中、早めの納品を無理にお願いしている」と話す。期日前投票を考えると15日発送がタイムリミットだ。「大急ぎで住民台帳と照合するが、間に合うか不安しかない」と懸念する。

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