来年東京で開催される「ブルックリン博物館所蔵 特別展 古代エジプト」の記者発表会が都内で開かれ、公式アンバサダーや音声ガイド特別版ナビゲーターを務める「timelesz(タイムレス)」の菊池風磨が登場した。
3千年の謎を掘り起こすという同展にかけて「最大の謎は僕に(アンバサダーの)お声がけを頂いたこと。僕でいいんですかって…」と当初の戸惑いを語り、古代エジプトに詳しくない人への橋渡し役として依頼された経緯を明かした。
一般的な古代エジプト人にとって30代は晩年だったと聞くと「ピチピチの29歳でやらせてもらってるんですけど、時代によって感覚や意識は違うんでしょうね」とコメント。展示品「カバの像」の写真に「死者の守り神なのに、脚が折られている。どうしてなんだろう」と首をひねり、監修の河江肖剰・名古屋大高等研究院准教授から「凶暴で、そのままでは(死者の)来世が危ういので折るんですよ」とレクチャーを受けていた。
特別展は来年1月25日~4月6日、森アーツセンターギャラリー(東京都港区)で開かれる。その後、静岡市や愛知県豊田市を巡回予定という。