青谷中(鳥取市青谷町青谷)の2年生26人が、地元の青谷地域気象観測所(アメダス)を見学した。生徒らは理科の授業で気象について学んでいる最中で、雨や風の観測方法について専門家から説明を受けて学びを深めた。
同観測所は1974年から、雨量や風速・風向、気温、湿度を計測している。鳥取地方気象台の職員が、シーソーのような仕組みで降水量を測る「転倒ます型雨量計」や、電気式温度計・湿度計など専用の気象測器について解説した。生徒はなかなか見られない機械に興味津々だった。
その後の質問コーナーで「雨量計は水があふれないのか」や「なぜ青谷にアメダスが設置されているのか」など、生徒らは積極的に質問した。
徳吉奏人さん(14)は「アメダスにどんな機械があり何を計測しているのか知らなかったので、良い機会だった」と話した。