漫画「名探偵コナン」の作者で北栄町出身の漫画家、青山剛昌さんとの交流イベント「青山剛昌先生と話そうDAY2024」が3日、町大栄農村環境改善センターで開かれた。全国各地からコナンファンらが集結し、青山さんとのひとときを存分に満喫した。
青山さんが正月に帰省するのに合わせ、マンガ寺子屋実行委員会が実施している恒例イベント。2732人の参加応募があり、抽選で選ばれた約390人が来場した。
漫画に名前が掲載される権利が贈られるくじ引きでは、埼玉県から参加した、子供の頃からコナンファンだという会社員の女性(28)が当選。女性は「びっくりして震えが止まらない。犯人役でもいいので、コナン君とおしゃべりできる役がもらえれば」と興奮気味に話した。
青山さんへの質問コーナーでは、ファンならではの鋭い質問も飛び出し、青山さんが答えに窮する場面も。参加者には青山さんからサプライズプレゼントもあり、大いに会場を沸かせた。
イベント終了後、青山さんは「大勢のファンが来てくれて楽しかったし、(ファンからの質問は)作品づくりの参考になった。漫画も映画も昨年より盛り上がる一年にしたい」と抱負を語った。