「面取り」新作に注目 鳥取 国造焼・山本さんが陶展

 鳥取市栄町のギャラリーショップそらで、倉吉市不入岡の国造焼4代目、山本佳靖さん(43)の陶展が開かれている。日常での使い心地の良さにこだわった色やデザインの約200点を展示販売している。27日まで。

 会場にはマグカップや皿、茶わん、花入れなど多彩な器がずらりと並ぶ。注目は、焼く前にかんなで土を削って凹凸模様を付ける「面取り」シリーズの新作カップ。持ったとき手になじみやすい形状で、今までは白を基調とした器が中心だったが、今回はペアでも使えるようにシックな黒釉(ゆう)の作品も制作した。

 クリスマスシーズンに合わせたキャンドル立てやゴブレット、ツリーを意識した一輪挿しなども出品。山本さんは「普段使いはもちろん、シーズンの贈り物に使えそうなものもある。いろいろな選び方ができると思うのでぜひ見に来てほしい」と呼びかけた。

この機能はプレミアム会員限定です。
クリップした記事でチェック!
あなただけのクリップした記事が作れます。
プレミアム会員に登録する ログインの方はこちら

トップニュース

同じカテゴリーの記事