食と農の大切さ学ぶ あぐりキッズスクール修了式 JA鳥取中央

 JA鳥取中央(上本武組合長)の「あぐりキッズスクール」(新日本海新聞社特別後援)第21期修了式が21日、倉吉市越殿町の同JA本所で開かれた。食農教育プログラムを終えた小学3~6年の児童計40人が活動を振り返り、自身の成長を実感した。

 スクールは4月に開校し、田植えや稲刈りなどの米づくり体験、乗馬にプランター作り、大阪の市場見学などを通じて食と農の大切さを楽しく学んだ。

 修了式で校長の上本組合長が「心豊かな人を育てることが目的。自然に触れ、農業体験することで優しい気持ちを育んでもらえたと思う」と子どもたちをたたえ、修了証書を手渡した。

 泊小6年の河田啓杜さん(12)は「田植えや稲刈りなどを体験した。収穫祭で食べた自分の作った餅は一番おいしかった」と振り返った。久米小5年の伊達丈一郎さん(11)は「大阪の市場やスーパーのバックヤードを見学し、流通の仕組みを学んだ」と話した。

 スクールのサポート役を担った倉吉農業高2年の板垣らいかさん(17)は「いろいろな経験は自分のためにもなった。これからも農業や食料に興味を持ち、学習してほしい」と子どもたちにエールを送った。

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