声優の杉田智和が、テレビアニメ「SAKAMOTO DAYS」(テレビ東京系などで11日スタート)で主人公・坂本太郎を演じる。かつて最強の殺し屋と恐れられた坂本が結婚を機に引退し、穏やかな生活を守るために戦う物語。「家族で見てほしい作品です」とアピールする。
現在はコンビニエンスストアのような「坂本商店」を営み、妻子と暮らす坂本。殺し屋時代の面影がないほど太ってしまったが戦闘能力は変わらず、自身に懸けられた懸賞金10億円を目当てに襲い来る刺客たちを次々に退けていく。
役作りでは「首回りに脂肪がついた人の声としゃべり方」を研究したという。激しい戦闘でカロリーを消費した坂本が一時的に激痩せする場面では、一緒に声も「痩せて」聞こえるように工夫した。「体の使い方と向き合う良い機会になった」と収録を振り返った。
坂本の人生を大きく変えたのが妻となる葵との出会いだ。殺伐とした世界に身を置いていた坂本が突然、恋に落ちた理由は「分からない」としつつも「それだけ心を動かす力が葵にはあるのかも。いつかその影響力を狙う組織が現れるんじゃないか」と考察した。
坂本を慕って商店に身を寄せる若者たちの成長も描かれ...