ミャンマー正月とそれを祝う祭り「ティンジャン」が、昨年12月に国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産として登録された。これは同国にとって初めて。
ティンジャンは通常、4月半ばに5日間にわたって国内各地で繰り広げられる行事。仏像に水をかけたり、地域の年配者の指に装飾を施したり、食事の寄付、瞑想(めいそう)などをしたりして祝う。旧年の汚れを清め、新年に幸運をもたらすと信じられていることから、人々が互いに水をかけ合う行事としても知られている。
また調べてみると、地方ごとのしきたりや儀式があり、それらを含めての登録だという。決して誰彼構わず水をぶっ掛けることだけが評価の対象となったわけではない。
文化省を中心に早速、「タナカ(伝統化粧品)を無形文化遺産に再申請しよう」との声が上がっている。香木の皮をすりおろした粉に水を加えて顔に塗るタナカは過去に1回、2020年に申請していた。当時は「追加情報が必要」などの理由で申請を差し戻されたという。タナカ再申請で2例目の快挙となるか。それはこれからのお楽しみ。(ミャンマー)
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